Appleのオンラインストアで購入したApple iPhone 7が昨日届きました。私にとっては4台目となるiPhoneです。そして今回のiPhone 7は私にとっては初めてのSIMフリー版です。ということで、長年使い続けていたSoftBankを解約することにしました。SoftBankの解約は、いろいろ言われているように大変でした。今回の記事ではそのSoftBankの解約の話をメインにiPhone 7の購入までの話を書きたいと思います。ぜひキャリアの解約などをお考えの方はご参考にしてもらえればと思います。
はじめに
10年前の1月10日(米時間1月9日)は、あのスティーブ・ジョブズにより初代Apple iPhoneが発表された日です。『Today, Apple is going to reinvent the phone.(本日、アップルは電話を再発明します)』というあの名セリフはもうすでに伝説となっていますね。
当時私の所属していた会社では幸運にも初代iPhoneを入手することができ、いじらせてもらうことができました。その時デフォルトでインストールされていた「Google Mapアプリ」の出来のよさに感動を覚えたのを思い出します。今では当たり前のようになっていますが、指でなぞるだけで地図をどこまでも動かすことができるというのは当時はかなり画期的なUIだと思いました(私の好きなプログラミング言語JavaScriptに目覚めたのもこのような体験があったからかもしれません)。
ただ当時の私は、スマートフォンというとウィルコムのW-ZERO3シリーズのようなイメージがあり、やや懐疑的でした(世の中的にもそんな感じでしたね)。また当時使っていたガラケーの買い替えタイミングとうまく合わなかったりで、結局その後のiPhone 3Gや3GSには手を出さず(iPod touchで乗り切り)、初めてiPhoneを持ったのは2010年6月に発売されたiPhone 4からでした。
iPhone 4はそのデザイン性が優れていたのはもちろんですが、今では当たり前となったRetinaディスプレイが搭載されたり、Facetimeによるテレビ電話が可能になったり、当時としてはかなり革新的な機種だったと思います。
そして個人的には、それまでiPod touchでそれなりに使用感はわかっていたつもりだったのが、3G回線により外出時にも地図やネットが利用できるということの便利さをまざまざと痛感することになりました。
当ブログでもよくiPhone 4のことを書いていました(「iPhone」とかで検索してみてください)。そんなiPhoneとの出会いから、その後もAndroidに乗り換えることなく現在までiPhone一筋でやってまいりました。
前置きが長くなりましたが、何が言いたかったかと言うと、そんな初代iPhoneの発表から10年目となる節目の日に自分の4台目となるApple iPhone 7をゲットしたという話です。
ちょうどSoftBankの2か月間の解約期間の期限が迫っていました。そろそろキャリアの縛りから解放されたいなと思い始めていたところでした。ということで手に入れたのがSIMフリー版のiPhone 7 128GB(ゴールド)です。
やっとこれからが本題です。今回は、SoftBankの解約からiPhone 7入手までの一部始終を書いていきたいと思います。
SoftBank(ソフトバンク)の解約
今回のiPhone 7は格安SIMカードを契約して使おうと思っています(まだ格安SIMは申し込んでいません)。ということで、まず以下の手続きが必要でした。
- 現在契約しているキャリアの解約
- MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)予約番号の取得
MNP予約番号は、移行先のキャリアで現在使っている電話番号を継続して使いたい場合に手続き上必要となります。
私が契約していたキャリアはSoftBankです。SoftBankでは、解約とMNP予約番号の入手を行うには、直接専門窓口に電話するか、街のSoftBankショップで手続きをしてくださいということになっています。ガラケーのみオンライでの手続きがOKというキャリアの意向が前面に出た仕組みとなっていました。
自分の場合は直接電話をかけることにしました。SoftBank契約の端末から直接電話をする場合の電話番号は「*5533」でした。電話をかけると、すぐに音声ナビによる質問が始まりました。音声ナビにより「暗証番号」なんかも聞かれたりしました。ただ暗証番号はわからなくても、特に問題はありませんでした。
はい、ここまではスムーズでした。ところがその後が長かったです…。予想はしていましたが、音声ナビから切り替わった保留音が延々と続き、一向に担当者に繋がる気配がありません。1回目は保留音の状態で8分ほどねばりましたが、一旦諦めまして電話を切りました。
手続きのために電話をかけたのは1月7日(土)のお昼過ぎでしたが、やはり休日だから配置されている担当者も少なかったんでしょうか。2、3分ほど心を落ち着かせてからもう一度トライすることにしました。今度も音声ガイダンス後は、飽きるくらい延々と保留音が流れ続けました。
今度は出るまで切らないと決め、スピーカーフォンにしてそのまま放置することにしました。そうすると、あっちも観念したのかどうかわかりませんが、10分くらいたった後やっと担当者と繋がりました。
こちらが「MNP予約番号を教えて欲しい」と伝えると、向こうの担当者は以下のようなことを淡々と聞いてきました。
- 本人確認(電話番号、生年月日など)
- 移行先のキャリアはどこなのか
- 次のキャリアでは月額どれくらいを考えているのか
- 自分が答えた希望月額のY!mobile(ワイモバイル)のプランがあるが申しまないか
Y!mobileのプランは丁寧にお断りして、別のキャリアに移行して、MNP予約番号を教えてもらうことを希望しました。そうするとまた淡々と以下を伝えてきて、手続きは終了となりました。
- MNP予約番号はショートメールで送る
- MNP予約番号には期日があるから、それまでに手続きすること
- MNP転出手数料3,240円を次回の請求時に請求する
担当者は終始素っ気なくかなりの塩対応に、若干ショックでもありました。デジタルホン時代から20年近く使ったキャリアだったのに…。本当は「今まで長い間ご利用くださりありがとうございました」の一言くらい欲しかったです。
ちなみに、電話での手続きの際に、「今後ソフトバンクからのお知らせは一切いらない」と一言伝えておくのがポイントです!
追記(2017-12-25): 音声ナビでお知らせはいらない場合はいらないと伝えるように言われたから、そのように伝えたのにも関わらず、いまだにソフトバンクのお知らせが届いています…。
そんなこんなで、私のSoftBankの解約の手続きは終わりました(厳密には解約ではありません)。
Apple iPhone 7購入
Apple iPhone 7は、ソフトバンクの解約の電話をした翌日1月8日(日)に、直接Appleの公式オンラインショップから購入しました。ここでは特筆することはあまりないのですが、せっかくなので私が実行したややお得にiPhoneを購入する方法を紹介したいと思います。
ただ自分としては、ひとつだけ致命的なミスを犯しました。どうせ1月8日に買うなら、1月2日の初売りの時に買っておけば良かったということです。今年の初売りではiPhoneを購入すれば5,500円のApple Storeギフトカードがもらえました。その辺りの準備不足は否めなかったので、次回の反省点ですね。
さて、私はAppleのオンラインストアで購入する際は、必ずジャックスカードのJACCSモール(ジャックスモール)を経由して購入するようにしています。そうすることで、Appleのオンラインストアの場合は、購入額の0.5%がジャックスカードのポイントとして還元されるようになります。
それから、今回はAppleオンラインストアの決済ページに進むと、某ジャパネットたかたを連想させる「24回払い特別分割金利0%キャンペーン」なる記載が目に飛び込んできました。
2017年3月31日まで、apple.com、またはお近くのApple Storeで合計30,000円(税込)以上購入すると、ショッピングローンを24回払いまで実質年率0%でご利用いただけます。金利手数料はAppleが負担します。
とのことなので、こちらも利用させてもらいました。とりあえず10回払いで。
そんなこんなで、ある程度は納得いく形でiPhone 7を購入することができました。
それから、今回は利用しませんでしたが、AppleではiPhone下取りキャンペーンといったものも実施中です。最大33,000円引きで新しいiPhoneを購入できるようになるとのことです。こちらの利用を検討してみるのもいいでしょう。
Apple iPhone 7到着
Appleオンラインストアで購入2日後の1月10日(火)に早くも購入したiPhone 7が届きました。特に見た目は大きく変わることはないので、大した感動もありませんでしたが、写真を撮りつつ開封の儀を行いました。
これが購入したApple iPhone 7(128GB / ゴールド)です。
自分にとっては、「iPhone 4」 => 「iPhone 5」 => 「iPhone 6」ときて4代目のiPhoneとなります。「白いiPhone」は今回が初めてです。
さっさとデータを移行して、アクティベーションして、その実力を確かめようと思っていたのですが、データの意向にやや梃子摺りまして、結局午前4時ごろまでかかってしまいました…(Macを買い換えてからバックアップを古いMacの方でしか行っておらず、しかもその古いMacがバッテリーの故障で思うように動かなくなっていたということです)。
ちなみに、SIMフリーのiPhoneですが、普通にソフトバンクのSIMカードを入れても使えるので、格安SIMを契約するまでは、それで乗り切るつもりです。
いよいよ格安SIM契約
現時点ではまだどの格安SIMを使おうか決めていません。一応候補に考えているのはDMM Mobileです。以下がその理由だったりします。
- それなりに評判がよい
- SIMカードが複数もらえる
- DMMポイントがもらえる
格安SIMはdocomo、au、SoftBankなどのキャリアと比べて速度が遅くなるといった話も聞くので、多少不安ではあります。この辺りは重要なポイントとなりますので、本当に遅くなるのかどうかなどしっかりと検証した上で後日詳しく書きたいと思っています。
追記(2017-12-25): 結局DMM Mobileを契約したのですが、これが大失敗でした。地下鉄ではほぼ使い物にならないし、大事なところで繋がらないということが多くなりました。DMM Mobileはお勧めできないです。
まとめ
昨日iPhone 7が届いたばかりなので、まだ使い勝手などはほとんど確かめられていません。すでにiPhone 7や格安SIMのレビュー記事は多く出回っているかと思いますので、レビューなどはそちらにお任せします。個人的にはSuicaが使えるようになるのが楽しみです。次のiPhoneも今年中に出るかと思いますが、また2年間このiPhone 7にお世話になることになります。大事に使いたいと思います。
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