世界のレジストラーサイトから見る「ドメイン検索フォームを中心に」デザインされたWebサイト構成最新トレンド！

私の勤めている会社では、規模は小さいながらもドメインのレジストラー業務を行っています。ドメインの申し込みの受け付けは、もちろんWebサイト経由となります。ところが10年ほど前に作られたWebサイトであるため、デザインも古く、使い勝手も悪く、早急なリニューアルの必要に迫られていました。

今月に入りやっとリニューアルの作業ができそうな時間ができました。現在新たなWebサイトの構成やデザインを考えているところです。今回のリニューアルでは独自性を出すというよりは、世界的なトレンドに沿ったWebサイト構成にしたいので、主にICANN公認の世界各国のレジストラーのWebサイトを参考に見て回りました。

世界のレジストラーサイトを見てわかった最新トレンド

ドメインのレジストラーということで、やはり一番利用してもらいたい「ドメイン検索フォーム」を全面に押し出したWebサイト構成になっているところが多いというのがよくわかります。ドメインを検索してもらうのが一番の目的なので、検索を妨げないようできるかぎりシンプルな構成になっています。余計な情報がたくさんあると、それだけユーザーは目移りしてしまって検索に集中できないものです。

Webサイトのデザインにおいても、「ドメインの検索フォーム」を中心に考えられてデザインされているところが多いというのがよくわかります。サイトに訪れたら真っ先に「検索フォーム」が目につくようなデザインになっています。フォームは大きく、そして目立つようにデザインされています。

個人的には、アメリカのDOTSTERやインドのBIGROCKがすごく好みのデザインでした。とにかく「ドメイン検索フォーム」以外に目がいかないようにシンプルな作りになっているのはもちろんのこと、さらにその少ない情報の中でキャッチコピーひとつでしっかりとサイトの目的がわかるようになっているところはすごく見習いたいと思いました。

以上、最新のトレンドを踏まえつつ、UIデザインにも気を使って、申し込み増加に貢献できるようなWebサイトを作っていければと思っているところです。

参考にしたい世界のレジストラーのWebサイト11選

最後に、今回見て回ったICANN公認の世界各国のレジストラーのWebサイトの中で、「ドメイン検索フォーム」を全面に押し出した構成になっているものを11サイトほどピックアップしてみました。どんなレジストラーなのかある程度わかるように、参考データとして2011年11月4日現在において確認できたドメイン登録数と.comの価格を載せておきます。