6月17日(金)に東京都議会定例会の所信表明にて、石原都知事は2020年のオリンピックについて東京への招致を目指すと発言されました。その発言を受けてJOC(日本オリンピック委員会)も東京をオリンピック開催立候補地として正式に要請する予定とのことです。そうなってくると気になるのがドメイン。ちょっとその辺りの話を書いてみます。
こうしたビッグイベントが開催される時に、私個人として気になるのが、そのイベントに関連したドメインです。大きなイベントが開催されれば、それだけ多くの公式サイトや関連サイトが立ち上げられます。それに伴い多くのドメインが取得されます。そしてドメインの取得は基本的には先願主義で成り立っています。つまり大きなイベントの開催が決定すると同時にドメインの獲得合戦の幕も切って落とされることになります。
まだ2020年の東京のオリンピック開催はまったく決まったわけでもなんでもないですが、ドメインの獲得競争はすでに始まっているようです。もし2020年の東京オリンピック開催が決定した場合、人気の出そうな開催地「tokyo」と開催年「2020」の2つのキーワードが入ったドメインの取得状況についてムームードメインのドメイン検索で調べてみました。
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「tokyo2020」
最も需要のありそうなドメイン「tokyo2020」。こちらはすでにgTLD主要5ドメイン(.com/.net / .org / .info / .biz )と汎用JPドメイン( .jp )は取得済みの状態です。
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「tokyo-2020」
次に需要のありそうな「tokyo」と「2020」の間に「-(ハイフン)」を入れたタイプ。こちらも.com、.net、.info、.jpと取得が進んでいます。
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「東京2020」
日本語ドメインはどうでしょうか。こちらについては、取得できるドメインの種類は少ないですが、すでに.comと.jpは取得済みの状態です。
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その他「2020tokyo」「2020-tokyo」「2020東京」などの組み合わせも考えられます。それからちょっと変則的に「tokio2020」「tokyo2020jp」「tky2020」なんかも面白いですね。また、東京以外にも立候補の意向を示している国や都市があります。そう考えると、実際に2020年のオリンピック開催に焦点を合わせて、影響力の高いドメインを取得するということは至難の業ということになりますね。
2020年の開催地は2013年にブエノスアイレスで行われるIOC(国際オリンピック委員会)総会で決定されるそうです。それまでの2年間ゲームに参加するつもりで、何かドメインを取得してみるのも面白いかもしれません。
とりあえず運用せず取得だけするのであれば、できるだけドメインの維持費は安く抑えたいところです。以下のレジストラは主要なgTLDのドメインも800円以下から取得でき、大変リーズナブルです。
また大手でしっかり管理したい場合は以下のレジストラがオススメです。
私もオリンピック関連で何かドメインを取得してみようかなと考えているところです。ただ、果たして2020年の世の中でドメイン単位でのウェブの運用というものが続いているのかということもはなはだ疑問ですけどね。ま、遊びということで(笑)
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