私を読書好きにさせた伊坂幸太郎の小説『アヒルと鴨のコインロッカー』と『ガソリン生活』

伊坂幸太郎の小説『アヒルと鴨のコインロッカー』

昨年2016年の12月に行われたAmazonのサイバーマンデーで「Kindle」を手に入れてから、よく本を読むようになりました。専ら読書タイムは、会社への通勤時の電車内となります。電車内での読書タイムは、だいたい20分弱とかなり限られていますが、それでもKindleでの読書は快適で、Web上のブログ記事などを読んでいるような感覚でサクサク読めています。1冊をだいたい1~2週間くらいのペースで次から次へと読破しています。

伊坂幸太郎氏の小説が面白い

そんな中で自分が面白いと思った小説の作者(作家)が「伊坂幸太郎」です。Kindleを買って小説を読むと決めた時に、オススメの作家として会社の本好きの同僚に教えてもらいました。私は小説に関してはまったくの素人なので、恥ずかしながら彼の存在すら知らなかったのですが、自分の嗜好に合っていたのか、読み始めると強烈に引き付けられるものがありました。

今回は、この「伊坂幸太郎」の本(私が読んだもの)を紹介したいと思います。『アヒルと鴨のコインロッカー』『ガソリン生活』です。その内容や結末をしゃべりたいくらい、素人の読書家には新鮮な仕掛けが随所にみられ、この2冊から小説の面白さ、醍醐味を教わりました。小説も、音楽や絵画のように作家のさじ加減次第でなんでもありなんだなということがわかりました。

以下の2冊は、まさにそれを実感させてくれた本でした。

『アヒルと鴨のコインロッカー(創元推理文庫)』
『ガソリン生活(朝日新聞出版)』

伊坂幸太郎氏の小説が面白いと思う点

ストーリーについては詳しく書けないので、私が伊坂幸太郎氏の小説を面白いと思ったポイントを紹介します。

「構成」や「着眼点」が秀逸

『アヒルと鴨のコインロッカー』は、異なる2つのストーリーが交互に展開されていたり、『ガソリン生活』は車が主人公で、人間と車のそれぞれの環境下におけるエピソードがうまくストーリーに結び付けられていたりします。このように斬新なアイデアが満載なので、私のような素人の読書家には新鮮な要素が多く、どんなストーリー展開になるのか終始ワクワクしながら楽しんで物語を読み進めることができます。

「伏線」の豊富さ

ちょっとしたエピソードだったとしても、実はそれが後々のストーリーの核心部分に大きく関わっていたとか、物語の至る所に伏線が仕掛けられています。しかも些細なエピソードや人物は忘れてしまいがちですが、しっかりと途中で思い出せるような書き方をしてくれています。それは読み手にとっては大変ありがたく、わざわざ前の読み返す必要がないため物語に集中できるようになっています。

このようないくつもの伏線が絡まり合って最終的に大きな一つのストーリーとなった時の快感はなんとも言えないものがありました。なかなか解けなかった問題が、一気に解けた時のあのスッキリした感じに似ているかなと思います。

「描写」がうまい

これも物語を読んでいる中で思ったのですが、描写がうまいと言うのでしょうか、テクニックと言うのでしょうか、物語の中の情景がしっかり頭の中でイメージできるようになっています。文字を読んでいるにも関わらず、読後感は何か映像を見たときの感覚に近いかもしれません。村上春樹を思わせる独特の言い回しも伊坂幸太郎氏の特徴の一つになっているのではないでしょうかね。まあ、伊坂幸太郎氏に限りませんが、やはり面白いと思った小説は、人間の心情や行動、そしてそれらを取り巻く環境などの描写がうまいですね。

まとめ

たかが数冊読んだくらいなのでまだまだ読書を語れる身ではないですが、読書初心者でも楽しめたという点で今回紹介した『アヒルと鴨のコインロッカー』と『ガソリン生活』は自分にとってはおすすめの本です。小説の面白さが凝縮されていると思います。これからも伊坂幸太郎氏の本はいろいろ読んでみたいなと思っています。次読むなら彼のデビュー作『オーデュボンの祈り』かなと思っています。何かオススメの本があればお知らせいただけると幸いです。

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