先月の5月末で、取得していた日本語ドメイン「東京2016.net」の期限が切れました。
2016年の東京オリンピック開催を期待し、半分興味本位で取得したドメインでした。「東京2016.com」や「東京2016.jp」などはすでに取得されていたので、取得可能であった「東京2016.net」にしたわけです。
ただ、昨年10月のオリンピック開催地の選考会で2016年の東京開催がなくなり、今回、ドメインの使用を更新しないことにしました。もし、東京でのオリンピックの開催が決まっていたとしたら、このドメインはどれくらいの影響力を潜在的に持っていたことでしょうか。それを考えると、東京の落選はほんとに残念でなりません。
そうそう、本日南アフリカでサッカーのワールドカップが開幕されましたが、日本も2022年の開催地として誘致活動を行っているとのことです。次は「japan2022.◯◯」、「日本2022.◯◯」というドメイン、狙ってみてもよいかもしれませんね。ちなみに、japan2022.com、japan2022.net、japan2022.orgはすでに取得済みとなっています。取得した人、どんだけ早いんだか・・・
ドメインの取得は基本的には、先願主義で成り立っています。他人の権利を侵害していなければ、好きなドメインを取得できます。株などのようにドメインの売買でビジネスをやっている方もいるほどです。欲しい時にはすでに誰かに取得されていたということも頻繁にある話なので、ドメインの取得はとにかく先手先手で打つのが定石と言えるでしょう。
ところで、「東京2016.net」は日本語ドメインだったわけですが、日本語ドメイン、いまいち普及していないですねぇ・・・。個人的には日本語ドメイン推進派であったりします。
ローマ字のドメインと日本語のドメインだったら、日本語のドメインの方が、そのドメインの内容もすぐ伝わるし、また、例えば、「しゃ」や「つ」などの日本語をローマ字で書くと、「sya」「sha」「tu」「tsu」など複数の書き方が存在し、直接ドメインをURLとして入力してもらう際にも、混乱が生じやすいのはローマ字のドメインだと思うんですよね。
そして日本人はローマ字ではなく日本語で検索しますから、ドメインにそのキーワードが含まれていたとしたら、それはそれは、かなりのアドバンテージを持つことになります。
日本語ドメインを使うことでの不安材料としては、海外の人たちが日本語を入力できないということだと思います。それは日本語ドメインに限らず、アルファベット以外の文字を使ったドメイン全てに言えます。5月より使用がスタートしたアラビア語ドメインなどもそうです。
それはサーバー上でも言えることで、実はこうしたアルファベット以外の文字を使ったドメインは、サーバー上ではPunycode(ピュニコード)という頭に「xn--」をつけたアルファベットで表現される文字列に変換されて、識別されています。
つまりこのPUNYコードを使うことで、アルファベット以外の文字を使ったドメインのWebサイトなどにもアクセスすることが可能となります。
私の取得していた「東京2016.net」をPUNYコードに変換すると、「xn--2016-4x5f052k.net」となります。とりあえず、それほど恐れることはないということです。
PUNYコードへの変換は以下のサイトなどで行えます。
ちなみに日本語ドメインに対応しているドメインは、けっこう少なかったりします。現時点では以下のドメインだけが日本語ドメインに対応しています。
gTLD(一般ドメイン)
ccTLD(国別ドメイン)
ドメインの取得は、先にも述べた通り基本的には早い者勝ちなので、日本語ドメインも、そのうち人気が出た時のことを考えて、早め早めに取得しておくと安心ですね!
オススメな日本語ドメイン対応指定事業者は、以下の3業者です。とにかくリーズナブルで、取り扱いドメインが多いです。
- ・日本語.com/日本語.net/日本語.biz ⇒ 920円/年(キャンペーン価格)
- ・日本語.jp ⇒ 630円/年(キャンペーン価格)
- ・日本語.cc ⇒ 2,880円/年
- ・日本語.tv ⇒ 3,480円/年
- ・日本語.com/日本語.net/日本語.biz ⇒ 950円/年
- ・日本語.jp ⇒ 651円/年
- ・日本語.com/日本語.net ⇒ 980円/年
- ・日本語.jp ⇒ 660円/年(期間限定)
※JPドメインを取得する場合は、月初に取得するのが秘訣です。取得した翌月から1年が契約期間になります!
日本語ドメインがもっと一般的になるといいですね!!
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