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HTTP 503エラー続発のため、WordPressのホスト先をVPSに変更したい

このブログは現在「ロリポップ」のレンタルサーバーを借りて運用しています。もともと「さくらのレンタルサーバー」を借りて始めたこのブログですが、ロリポップにマルチドメインなどに対応したチカッパプランが登場したのをきっかけにロリポップに移行しました。

ロリポップは2005年から利用していて、これまでずっと特に問題なく使えていたのですが、この12月に入ってからこのブログにアクセスすると以下のような「Service Unavailable ( Too Many Access )」というエラーが頻発するようになりました。

Service Unavailable ( Too Many Access )

The server encountered an internal error or misconfiguration and was unable to complete your request.

Please contact the server administrator, admin@paperboy.co.jp and inform them of the time the error occurred, and anything you might have done that may have caused the error.

More information about this error may be available in the server error log.

Additionally, a 500 Internal Server Error error was encountered while trying to use an ErrorDocument to handle the request.

503 Service Unavailable ( Too Many Access )
Service Unavailable ( Too Many Access )

このエラーがあまりにも頻繁に発生するようになったので、ロリポップに問い合わせをしたところ、以下のような回答でした。

ご連絡いただいた件についてですが、お客様が作成されているサイトへのアクセスが多くなり、「503エラー(Service Temporarily Unavailable)」が発生している場合には、同時に接続できる数の上限を超えている状況となります。

これについては、プランを変更いただきましても、アクセス数が非常に多くなりますと、同様のエラーが発生いたします。

ロリポップ!は共有サーバーでございますのでお客様のサイトへ大量にアクセスが発生した場合、ご利用のサーバーに高負荷が発生し、最悪の場合サーバーダウンが危惧されることもございます。

そのため、お客様が作成されているサイトへのアクセス数が急増し同時に接続(アクセス)できる値の上限を超えますと、503エラー(Service Temporarily Unavailable)となるよう設定を行っております。

HTTP 503エラーですね。いわゆるWikipedia的に言うと、「一時的にサーバにアクセスできずサービスが利用不可能になっていることを示している」というサーバーエラーのHTTPステータスコードです。ただ当ブログはそれほどアクセス数はないので、もう一度確認してもらうようにお願いしたところ、以下のような回答でした。特に解決策は示してくれませんでした。

  • プログラムの長時間処理が発生しサーバー負荷が発生していた。
  • アクセスが集中していた。

やっぱりロリポップは共用サーバーなので、同じサーバー内の他のサイトの影響をすごく受けやすいのだと思います。自分のブログのアクセス数が少なくても、他のサイトに大量のトラフィックがあれば巻き添えを食らってしまいます。サーバー自体の同時接続数も低めに設定されているんでしょうかね…。CMSに特化した専用のレンタルサーバーとかPaas型のクラウドサービスなんかがあればいいんですけどね。

CloudCore VPSへの移行を考える

ちょうどそんな時、申し込みを希望していたKDDI(CPI)の「CloudCore VPS」の申し込み再開のメールが届きました。この「CloudCore VPS」は11月15日にサービスが開始されましたが、低価格な割にある程度高スペックなため申し込みが殺到したのか、現在申込受付を停止しています。希望者には準備でき次第、順次個別に申し込みを受け付けているという状況のようです。案内のメールには12月26日が申し込みの期限となっていたので、さっそく申し込む事にしました。

「さくらのVPS」と比べるとまだまだ情報は少ないと思いますが、やっぱりこのスペックは魅力的です。現在キャンペーン期間中で12ヶ月契約をすると月額945円(税込)で利用する事ができます。

メモリ2GB(2048MB)
ディスク容量100GB
CPU物理 1Core
ネットワーク100Mbps共有回線
グローバルIPアドレスIPv4アドレス 1個
OS(標準OS)CentOS 5.6 x86_64
データ転送量無制限
リモートコンソール※近日実装予定
root権限(管理者権限)
24時間365日有人監視
20日間返金保証
CloudCore VPSコントロールパネル
CloudCore VPSコントロールパネル

サービスの特徴としては、以下のような点が挙げられます。

  • 次世代標準の仮想化技術「KVM」を採用
  • 自分の好きなOSを選択可能(現在はCentOSのみ)
  • ブラウザ上でのサーバーの管理が可能
  • OSイメージをファイルとしてバックアップ

ところでVPSは、バーチャル・プライベート・サーバと言い、一台のサーバ上で仮想サーバを何台も起動する特殊なソフトウェア、またそのような仮想サーバを提供するレンタルサーバのサービスをいいます。要は仮想の専用サーバーであり、自分で好きなようにサーバーをいじることが可能です。また共用サーバーよりは他人の影響を受けにくいという特徴も挙げられます。

一応私もサーバーを扱う仕事をしていますが、まだまだ素人レベルなので、これを機にサーバーの設定など一人前にこなせるようになりたいと考えています。このブログも近いうちにCloudCore VPSの方へ移行させたいと思っています。ちょうど本日から正月休みに入るので、じっくり試してみるつもりです。

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