成功するリーダーになるための自己啓発系のセミナーを受けてきました。神奈川県の三浦海岸にて1泊2日かけての実践ありきの大変なものでした。内容はともかくとして、よい経験となりました。受講してきた内容から、成功するリーダーの条件とは何なのか自分なりに思ったことをまとめてみました。
リーダーの条件1 本気であること
リーダーは夢を持ち、その夢を実現することに本気で取り組む必要がある。本気な人は一緒にいる人を本気にさせる。つまり本気でいれば自ずと周りには本気の人集まってくることになる。リーダーが本気でいれば、メンバーを本気にし、現場も本気の現場に変わることになる。本気でいるためには、夢を持ち、その夢を実現させるという強い意志が大事。
リーダーの条件2 独り善がりにならないこと(頼れる仲間を持つこと)
リーダーが本気でも、やはりリーダー一人の力では実現できないことはある。正しいと思っていることでも正しくない場合もある。そんな時に大事なのが、チームのメンバーの意見や指摘。どんなに難しいことでも、さまざまな方向から眺めれば、より簡単な解決策が見えてくるかもしれない。さまざまな経験を持ったメンバーがいれば、それだけ多くの視点から問題を捉えることが可能となる。そして難解な問題も一度解決すると、それは既知の問題となり、さらに難しい問題を取り組むこともできる。
チームとは、メンバー同士で夢を語り、想いを共感できる場、助け合い、反省し合える場、何でも言い合える場でなくてはいけない。それは本気の仲間となり、本気のチームとなる。
リーダーの条件3 信頼されること
優秀なチームを作ってもメンバーの協力を得られなければ意味がない。リーダーとして信頼される必要がある。そのためにも常にメンバーへの感謝を忘れずに、メンバーひとりひとりが満足できる空間を演出していく必要がある。また、リーダーは常に前向きであり、本気でメンバーを輝かせる、成長させるという強い使命感を持ち続ける必要がある。
こんなことを学んできました。会社から行けと言われて受けてきたセミナーでしたが、リーダ的気質の人の少ない今の会社においてリーダー的な立場としてやっていかねばと思っていたところだったので、そういう意味では今回のセミナーはよいきっかけとなると思います。また、上記について何となく頭ではわかっていながらも、やはり身をもって体験し、改めて認識できたことがよかったと思います。あとは自分の努力次第といったところですね。
結局リーダーというのは、仕事ができる人、豊富な知識や技術を身につけている人ではないのかもしれません。逆にこういう人たちは自分で何でもできてしまうため、独断的になりがちだし、周りの人たちを軽視しがちです。(もちろん、そうでない方たちもいらっしゃいますが。)管総理が民主党の中でうまくやっていけないのも、やはり管総理が何でも自分でやってしまおうとするからかもしれません。
もちろんリーダーとして、自分の考えで事を推し進めていくのもよいことだと思います。ただ、その際に独り善がりになっていないか改めて見つめ直すことが大事ですね。人間一人の考えなんて高が知れています。仲間から指摘や意見をもらえていないのであれば、何でも言い合える環境ができていないということも考えられますし、仲間から信頼されていないということも考えられます。夢を共有できていないということも考えられます。本気度が足りない、仲間への感謝が足りないということも考えられます。
こういうことを考えると、リーダーの役割とはバリバリ仕事をすることではなく、バリバリ仕事ができる環境を作ることになりますね。これは考えるだけで凄く大変なことです。本気で任務を全うするという覚悟がないと務まりません。
私にも夢があります。今の会社でリーダーとしてやっていく覚悟でいます。ただ、それも一つの通過点と考えています。将来の夢の実現に向けて何事にも本気で取り組んでいこう、仲間を大事にしていこうと思いました。
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